エアギャップ環境セットアップ¶
USBブートでUbuntu 22.04を起動します。
Macの場合¶
1. Bootable USBからの起動¶
作成済みのUbuntu Bootable USBをMacに接続し、電源投入と同時にOptionキーを押し続けて起動ディスク選択画面を開きます。
画面が表示されるまでキーを押し続けてください。
Windows用キーボードを使用している場合
Optionキーの代わりにAltキーを押してください。

1-1. 起動デバイスを選択¶
画面には内蔵ディスク(グレーのアイコン)とUSB(オレンジのアイコン)が表示されます。
USBデバイスを選択し、Enterキーを押して起動します。

1-2. Ubuntu Serverのインストール開始¶
表示されたメニューから「Try or Install Ubuntu Server」を選択し、Enterキーを押下。
その後は画面の指示に従って通常のUbuntu Serverインストールを進めてください。

2. Mac mini での WiFi 設定(Intel モデルのみ)¶
Appleシリコン搭載 Mac mini(M1/M2/M3)の方へ
Appleシリコンでは、WiFiドライバが提供されていないため、WiFiは利用できません。
有線LANを使用してください。
Intel Mac mini(Broadcom WiFiチップ搭載)の場合はこちら
前提条件
以下の条件を満たすモデルのみWiFiが利用できます。
- Intel CPU 搭載モデル
- Broadcom製 WiFiチップ
1. 有線LANでインターネットに接続
WiFiドライバをインストールするため、まず有線LANでネットワークに接続します。
2. WiFiチップの型番を確認
lspci -nn | grep -i network
Broadcom チップが表示されれば対象です。
Broadcom Inc. and subsidiaries BCM4331
3. ドライバのインストール
sudo apt update -y
sudo apt install bcmwl-kernel-source network-manager -y
4. 再起動
sudo reboot
5. WiFiデバイス名の確認
nmcli device
例:
DEVICE TYPE STATE CONNECTION
wlp2s0 wifi disconnected --
enp1s0f0 ethernet unmanaged --
lo loopback unmanaged --
上記の例では
wlp2s0がWiFiデバイスです。
6. アクセスポイント一覧の取得
nmcli device wifi list
例:
IN-USE BSSID SSID MODE CHAN RATE SIGNAL BARS SECURITY
00:11:22:33:44:55 ExampleWiFi_24G Infra 11 300 Mbit/s 92 ▂▄▆█ WPA2
66:77:88:99:AA:BB OfficeNet_AP01 Infra 36 540 Mbit/s 75 ▂▄▆_ WPA2
7. WiFiへの接続
例:
SSID「ExampleWiFi_24G」、パスワード「mywifi1234」 に接続する場合
sudo nmcli device wifi connect "ExampleWiFi_24G" password "mywifi1234"
次回以降の起動でも自動的に接続されます。